開院以来、パニック障害で当院を受診される方が多いです。
大学で精神科講義も担当する当院院長が、パニック障害について解説します。
また、パニック障害(パニック症)は支持的精神療法と薬物療法によって改善する方が多い印象です。
突如として不安に襲われ、窒息感・過換気(呼吸器型)、動悸・胸痛(心臓型)、頻尿・尿意切迫(泌尿器型)、
しばしば死の恐怖、発狂恐怖などが起こる(パニック発作)を主症状とし、(広場)恐怖を伴うこともある。
さらに、「また発作が起こるのではないか」という(予期不安)が出現するようになる。
(広場)恐怖を伴う⇒バスや電車など発作が起きた時にすぐに助けを呼べない空間(広場)を避けるようになる。
(予期不安)や(広場恐怖)のため、社会生活に支障が生じる。極端な場合は、自宅から一歩も外に出られなくなることもあ る。
パニック発作とは、動悸、息苦しさ、めまい、寒気やほてり、吐き気などによる突然の発作を指す。
発作は急に生じ、数分のうちにピークに達した後、次第に落ち着くことが多い。
以下の13症状のうち4つ以上の症状が現れる場合をパニック発作と定義する。(DSM-5)
動悸や心拍数の増加
発汗
体の震え
息切れや息苦しさ
息が詰まるような感覚(窒息感)
胸痛や胸の不快感
吐き気
めまいや気が遠くなる感覚
寒気やほてり
しびれやうずきなどの知覚異常
非現実感
コントロールを失う恐怖
死ぬことへの恐怖
上記の症状でお困りの場合は、1人で抱え込まずに、まずは医師に相談してみましょう。
当院では1人1人の診察時間をゆったりとり、安心して話せる雰囲気づくりを心がけています。
気になる症状がある場合は、銀座スピンクリニック精神科、心療内科へご相談ください。
銀座スピンクリニック 精神科・心療内科
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