ルネスタ®(一般名:エスゾピクロン)は、非ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬になります。
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬には以下の3種類があります。
アモバン®(一般名:ゾピクロン)
マイスリー®(一般名:ゾルピデム)
ルネスタ®(一般名:エスゾピクロン)
他の睡眠薬に比べると、ルネスタは睡眠に限定的に作用します。このため筋弛緩作用が少ないことでふらつきが少なく、耐性がつきにくいため依存性が他のベンゾジアゼピン系睡眠薬と比べて抑えられています。
ルネスタの特徴は、その効果の早さになります。作用時間が短く、翌日に眠気が残りにくい睡眠薬になります。このためルネスタは、入眠障害に使われることが多い睡眠薬になります。
ルネスタは、アモバンを改良して作られたお薬になります。これによって、アモバンで問題になることが多かった苦味の副作用が軽減されています。
<ルネスタのメリット>
即効性が期待できる
入眠障害に有効
翌朝の眠気やふらつきが少ない
依存性が少ない
<ルネスタのデメリット>
作用時間が短い(中途覚醒や早朝覚醒に効果が乏しいことがある)
健忘の副作用に注意が必要
苦味の副作用がある
ルネスタの主な副作用
味覚異常(36.3%)
傾眠(3.7%)
頭痛(2.2%)
口渇(1.8%)
浮動性めまい(1.2%)
不眠症(1.2%)
睡眠障害には、4つのパターンが考えられています。
①寝つくのに時間がかかる(入眠困難)
②夜中、何回も目が覚める(中途覚醒)
③朝早く目が覚める(早朝覚醒)
④ぐっすり眠った感じがしない(熟眠困難)
上記の症状でお悩みの方は、銀座スピンクリニック 精神科 不眠症外来へ一度ご相談ください。
当院では一人一人の睡眠環境をお聞きし、睡眠衛生指導を行ったうえで、
ルネスタをはじめとした依存性の少ないお薬から処方しております。
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