レスリン(トラゾドン)は抗うつ薬の一種であり、抗ヒスタミン作用による眠気を利用して、不眠が併存するうつ病・うつ状態で処方されるお薬です。
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で問題視される耐性・依存性が少ないため安全性が高くからだにも優しいお薬という位置づけです。
<メリット>
少量で睡眠を改善する効果がある
深い眠りを増やすことで睡眠の質を改善することが期待できる
依存性が少ない(必要がなくなれば減薬・休薬しやすい)
SSRIやSNRIの副作用軽減効果
<デメリット>
眠気の副作用
抗うつ効果がマイルドであり単剤投与では重症例には効きづらい
保険適応がうつ病・うつ状態に限られ、不眠症やせん妄は保険適応外
<主な副作用と頻度>
眠気(4.3%)
めまい(3.6%)
口渇(2.9%)
便秘(1.8%)
稀に鼻閉
またα1遮断作用による起立性低血圧から高齢者では転倒リスクに注意
うつ病が疑われる症状(食欲の異常(食欲不振、食欲低下)、睡眠の異常(眠れない)、そわそわする または 身体が重い、疲れやすい、自分を責める、思考力、集中力の低下、死にたい、消えてなくなりたいと思う)、不眠症でお悩みの方は、銀座スピンクリニック 精神科 心療内科 不眠症外来へ一度ご相談ください。
当院では一人一人の睡眠状況をお聞きし、依存性の少ないお薬から処方しております。
銀座スピンクリニック
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