柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)(ツムラ12)は、ストレスが原因で神経が過敏となり、消耗をし、動悸などの症状を来した体力が中程度以上の方に処方される漢方薬です。
<保険適用>
高血圧症 動脈硬化症
慢性腎臓病 神経衰弱
神経性心悸亢進症 てんかん
ヒステリー 不眠症 など
<組成>
サイコ5.0 タイソウ2.5
ハンゲ4.0 ニンジン2.5
ケイヒ3.0 ボレイ2.5
ブクリョウ3.0 リュウコツ2.5
オウゴン2.5 ショウキョウ1.0
<副作用>
低カリウム血症
間質性肺炎
肝障害
黄疸
発疹
発赤
胃部不快感 など
医療機関で医師が処方する漢方薬は、患者様の現在の症状を詳しく問診した上での適切な漢方薬の選定と、全量処方となります。その為、市販の同名の漢方薬とは作用効果が厳密には異なります。また他の不随する症状によっては他の漢方薬が適切である場合もあるため、自己判断での漫然とした内服は効果が乏しいばかりでなく、思わぬ副作用に見舞われる場合もあり危険です。
漢方薬は副作用がないから安心であると誤解されている患者様も一定数いらっしゃいますが、漢方薬にも必ずリスクが起こる可能性があります。
気になる症状でお悩みの場合は一度、漢方外来がある精神科や心療内科の受診をし、医師の管理下で正しい漢方薬の知識の習得と適切は服薬を推奨致します。
当院では一人一人の心の声をお聞きし、長期的に依存性の少ないお薬から心の処方箋をお出しすることを心がけて日々診療にあたっております。
銀座スピンクリニック
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