マイスリー(ゾルピデム)は、寝つきの悪い方(入眠障害)に対して処方される超短時間作用型の非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬となります。
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬に比べると、マイスリー(ゾルピデム)はω1受容体に選択的に作用するため、即効性があり、作用時間が短いことで、筋弛緩作用による脱力や転倒、ふらつきの副作用が少なく、翌朝への持ち越しも比較的少ないとされています。
またベンゾジアゼピン系の睡眠薬に比べると耐性がつきにくいために依存性が低くなりますが、デエビゴやベルソムラなどに比べると依存性は高く、健忘の副作用も指摘されています。
<マイスリー(ゾルピデム)のメリット>
即効性
入眠障害に有効
翌朝への持ち越しや転倒、ふらつきが少ない
依存性が比較的少ない
ジェネリックあり(リーズナブル)
<マイスリー(ゾルピデム)のデメリット>
中途覚醒や早朝覚醒には効果が乏しいことが多い
健忘の副作用がある
デエビゴやベルソムラなどに比べると依存性が高い
<マイスリー(ゾルピデム)の主な副作用>
ふらつき
眠気
頭痛
倦怠感
残眠感
悪心
健忘など
夜眠れない、気分の落ち込みや意欲がわかない、不安が強いなど、心の健康でお悩みの方は、一度、銀座スピンクリニック 精神科 不眠症外来、働く人のこころの外来の受診を推奨致します。
当院では一人一人の心の声をお聞きし、長期的に依存性の少ないお薬から心の処方箋をお出しすることを心がけて日々診療にあたっております。
銀座スピンクリニック
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