桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)(ツムラ26)は、ストレスが原因で神経が過敏となり、動悸、不眠(悪夢)、ナイーブな精神状態などを来した体力が中程度以下の方に処方される漢方薬です。
保険適用
小児夜尿症
神経衰弱
性的ノイローゼ
遺精
陰萎(下腹直腹筋に緊張があり、比較的体力が衰えているものの諸症) など
組成
ケイヒ4.0
シャクヤク4.0
タイソウ4.0
ボレイ3.0
リュウコツ3.0
カンゾウ2.0
ショウキョウ1.5
副作用
低カリウム血症
発疹
発赤
胃部不快感
偽アルドステロン症
ミオパチー など
医療機関で医師が処方する漢方薬は、患者様の現在の症状を詳しく問診した上での適切な漢方薬の選定と、全量処方となります。その為、市販の同名の漢方薬とは作用効果が厳密には異なります。また他の不随する症状によっては他の漢方薬が適切である場合もあるため、自己判断での漫然とした内服は効果が乏しいばかりでなく、思わぬ副作用に見舞われる場合もあり危険です。
漢方薬は副作用がないから安心であると誤解されている患者様も一定数いらっしゃいますが、漢方薬にも必ずリスクが起こる可能性があります。
気になる症状でお悩みの場合は一度、漢方外来がある精神科や心療内科の受診をし、医師
の管理下で正しい漢方薬の知識の習得と適切は服薬を推奨致します。
当院では一人一人の心の声をお聞きし、長期的に依存性の少ないお薬から心の処方箋をお出しすることを心がけて日々診療にあたっております。
銀座スピンクリニック
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