黄連解毒湯(おうれんげどくとう)(ツムラ15)は、体力が中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの諸症(鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症 注) 、めまい、動悸、 更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎など)の方に処方される漢方薬です。
注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことです。
保険適用
鼻出血
高血圧症
不眠症
ノイローゼ
胃炎
二日酔
血の道症
めまい
動悸
湿疹・皮膚炎
皮膚搔痒症
組成
オウゴン3.0
オウレン2.0
サンシン2.0
オウバク1.5
重大な副作用
間質性肺炎
肝機能障害
腸間膜静脈硬化症 など
医療機関で医師が処方する漢方薬は、患者様の現在の症状を詳しく問診した上での適切な漢方薬の選定と、全量処方となるため、市販の同名の漢方薬とは作用効果が違う点と、他の不随する症状によっては他の漢方薬が適切である場合もあるため、自己判断での漫然とした内服は効果が乏しいばかりでなく、思わぬ副作用に見舞われる場合もあり危険です。
漢方薬は副作用がないと勘違いされている患者様もいらっしゃいますが、漢方薬にも必ず副作用があります。
症状でお悩みの場合は一度、漢方外来がある精神科や心療内科の受診をし、医師の管理下で正しい漢方薬の知識の習得と適切は内服を推奨致します。
銀座スピンクリニック
心療内科 精神科 不眠症外来 漢方外来 働く人のこころの外来
受付時間 平日11:00~19:30
土日祝11:00~17:00
TEL:03-6264-5125