個人の資源とは、ストレスを軽減し、仕事に対する意欲を高めるための要素です。
労働者自身の内的要因であり、下記のようなものが含まれます。
・仕事への心理的ストレスの軽減
・仕事へのポジティブな意識や楽観性の向上
・自己効力感や自尊心の充実
個人の資源の実践例
その1
タイムマネジメントやコミュニケーションに関するトレーニング
時間を有効に使うための「タイムマネジメント」や、仕事をする上で必須となる「コミュニケーション」に関するトレーニングによって、仕事を全般的にうまく進められるようスキルを身に付ければ、従業員の自己効力感の向上につながります。
その2
ジョブ・クラフティング
「ジョブ・クラフティング」とは、従業員の「仕事をやらされている」と意識を、「働きがいを持って主体的に取り組んでいる」という意識に変換させる手法のことです。
従業員一人ひとりが「自ら望んだ仕事ができている」と肯定的に捉えられることで、仕事に対しての意欲と満足感も向上し、心理的ストレスの軽減、自尊心の充実につながります。
その3
メンタルヘルスケア
従業員の意欲や熱意を高めることだけを重視すると、目標達成後や超えられない壁に当たった際に「バーンアウト」状態に陥る恐れもあります。
ストレスチェックや産業医による面談など、メンタルヘルス対策を定期的に行い、従業員の心理的負担を減らし、心身を健康に保つことが「個人の資源」の充実につながります。
銀座スピンクリニック
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