本ページでは高山病の3つの分類のうちの高地脳浮腫についてご紹介します。
山酔いの症状が悪化したものが高地脳浮腫で、思考力低下、傾眠等が起こります。また、運動失調がみられ、泥酔したときのようにふらふらして歩きづらい、真っすぐ歩けないなどの運動の障害が出ることもあります。高地脳浮腫は山酔い患者の1%に起こるとされていますが、山酔いなしで突然出現することもまれではありません。
実際には、
・山酔いの患者が、意識障害か運動失調を起こした場合
・山酔いではなかった患者が、意識障害と運動失調を起こした場合
を高地脳浮腫と診断しています。
なお、運動失調の診断法としては、「タンデムテスト」(つぎ足歩行)が有用です。
当院では高山病予防薬の処方を自費にて行っております。
登山予定のある方や高山病が不安な方は銀座スピンクリニック トラベル外来 旅行外来 登山外来へご相談ください。
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