疲労感・倦怠感はCOVID-19罹患後に遷延する症状の32%に認めるという報告があり、頻度の高い症状であります。
オミクロン株感染の初発症状として、咳についで疲労感・倦怠感が多いといされています。
これらの症状は、筋痛性脳脊髄炎や慢性疲労症候群との類似性も指摘されていますが、COVID-19罹患後の疲労感・倦怠感の病態や治療法においてはいまだ未確立です。
また、一方で「感染したという思い込み」が持続的な身体的症状を引き落とし得るとの報告もあります。疲労感・倦怠感の原因を誤ってCOVID-19に罹患したためとしないために、適切な医学的評価が必要とされています。
もし上記のような長引く症状を自覚する場合は、早期に精神科や心療内科や内科のコロナ後遺症外来等を受診し、医学的な評価を受け、経過をみていくことが望ましいとされています。
銀座スピンクリニック
心療内科 精神科 内科 コロナ後遺症外来
受付時間 月・金11:00~18:30
水・木11:00~19:30
土曜11:00~16:00
TEL:03-6264-5125