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内科 旅行外来 急性高山病とは

 高地では気圧が低く、空気に含まれる酸素が薄くなります。登山などで人が急に低酸素環境に置かれると、体が環境に合わせようとして、呼吸・循環・代謝が変化します。多くの人は順応できますが、一部の人は急性高山病を発症します。一般的には、海抜2,500m以上の高地に登って412時間で発症するといわれています。典型的な症状は頭痛で、そのほかに食欲不振・悪心・嘔吐、疲労・脱力・めまい・ふらつきなどが起こります。下記の表のスコアを使って診断し、重症度を判定します。

 

症状

点数

程度

頭痛

0

1

2

3

まったくない

軽度

中程度

激しい頭痛

胃腸症状

0

1

2

3

食欲良好

食欲がない、吐き気がある

かなり吐き気がある、嘔吐

耐えられないほどの吐き気と嘔吐

疲労・脱力

0

1

2

3

まったくない

少し感じる

かなり感じる

耐えられないほど感じる

めまい・ふらつき

0

1

2

3

まったくない

少し感じる

かなり感じる

耐えられないほど感じる

4症状のうち頭痛を含み、合計点3点以上を急性高山病と定義する。

重症度は、軽症:35点、中等症:69点、重症:1012点を目安とする。

 

 

(引用:日本医師会 健康ぷらざ「登山で注意すべき病気・症状」)

 

 

当院では、自費にて高山病予防薬ダイアモックスの処方が可能です。

オンラインでも処方が可能です。詳しくはこちら

 

 

銀座スピンクリニック 

内科 旅行外来

 

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