高地肺水腫
急性高山病で最も重症な状態が高地肺水腫です。強い呼吸困難と咳、極度の疲労、意識障害などが起こり、動脈血酸素飽和度(SpO2※)が極端に低下します。急速に悪化すると生命の危険があるため、ヘリコプターなどで速やかに低地に下ろす必要があります。
※動脈を流れる血液中の酸素濃度を反映する値。
低体温症
高度が1,000m上がると気温は約6℃下がるので、登山では寒さによる体への影響も無視できません。高地は寒冷環境であり、登山による疲労や悪天候などが重なると、夏山でも低体温症になる危険性があります。十分な装備と食料を整え、地形とルート、天候を把握し、低体温症にならないよう留意してください。
(引用:日本医師会 健康ぷらざ「登山で注意すべき病気・症状」)
当院では、自費にて高山病予防薬ダイアモックスの処方が可能です。
オンラインでも処方が可能です。詳しくはこちら
銀座スピンクリニック
内科 旅行外来
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