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産業医 精神科産業医コラム ストレスを和らげるためのストレッチ法

 緊張した筋肉をやわらげるためには、ストレッチングが有効です。仕事で長時間同じ姿勢が続いたときに、全身を伸ばし、からだの緊張をとると気持ちがよいものです。からだを伸ばすことで、緊張した筋肉をゆるめるという効果が得られるのです。

 

ストレッチのポイント

1.       はずみをつけず、ゆっくり伸ばす

2.       痛みを感じるところを伸ばさない

3.       呼吸は止めずに自然に行う

4.       伸ばしている部位に意識を向ける

 

 

ストレッチの例

 

両手伸ばし

 頭上で両手を交差して手のひらを合わせます。両腕をやや後方にひき、伸ばします。

 

胸、背中伸ばし

 両手を後ろで組み、胸、肩に緊張が感じられるまで両腕を後方にひきます。今度は肩の高さで前に腕を上げ、手を組んで伸ばします。

 

片腕つかみ

 左腕を右方向に伸ばし、右腕で左腕をかかえます。胸の方にひきつけます。左右同じように行います。

 

 

 

からだをはずませたり、たたいたりして血液循環をよくする

 疲れた時や気分のすぐれないときには、ストレス性の緊張で、血管が収縮していることがあります。血流を促して血行をよくすることで、リフレッシュすることができます。

 

はずむ・振る

 腕を振りながら上下にはずみます。肩・腕・ひざをゆるめて行うのがポイント。

 

肩たたき

 手刀で肩をたたいてあげます。小刻みにリズムよくたたくのがポイント。首の付け根から肩の先まで、また、背骨の両脇を腰のあたりまで。

 

 

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