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産業医 精神科産業医コラム 健康は良い眠りから

 一日の疲れを癒し、明日への活力を養う睡眠。

 

 質の良い睡眠をとることは、脳とからだを休めるだけではなく、心の健康にも深くかかわってきます。

 しかし、働く世代では、残業時間が慢性的に多いなどの長時間労働、異動後の職場の人間関係の変化によるストレスの増加、ライフスタイルの変化などにより、睡眠時間が十分に取れない、眠りが浅い、といった悩みを抱えている人は少なくありません。

 また、睡眠不足による注意力の低下は、事故や災害を引き起こす原因となります。

 

 睡眠は、時間が長ければよいというものではありません。

 睡眠についての正しい知識をもとに、質の良い睡眠をとり、健やかで快適な毎日を過ごせるよう、今から取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

あなたの睡眠にかかわる日常生活の状況をチェックしてみましょう。

  • 起床の時間がまちまちである
  • 朝食をしっかりとっていない
  • 日中、強い眠気を感じる
  • 運動をする習慣がなく、デスクワークが中心だ
  • 寝る前2時間以内に飲食をする
  • 寝る前にコーヒーを飲んだり、タバコを吸う
  • 寝る前にパソコンやスマートフォンを操作したり、テレビを見る
  • 寝る前にお酒を飲まないと、なかなか眠りにつけない
  • 睡眠中に激しいイビキや、歯ぎしりをしている
  • 休日は、平日の起床時間より2時間以上、遅くまで寝ている

 

当てはまる項目が多い方は、睡眠の質が低下しています。

睡眠についての正しい知識を身につけて快眠のコツをおさえましょう。

 

 

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