サーカディアンリズム（概日リズム）とは、「約一日のリズム」という意味です。
人間のからだは昼に活動して夜に眠るよう、生体リズムをコントロールする体内時計が備わっていて、約一日の生活の中で、食事や睡眠などに合わせて、ホルモンの分泌や体温が変化するように調整されています。
この体内時計は、約25時間周期になっているため、一日約1時間のズレが生じます。
このズレをリセットするボタンが、朝に浴びる太陽の光です。体内時計を調整する脳神経は、目から入った光の信号を受け、自律神経に働きかけて、活動開始のスイッチを入れます。
したがって、朝起きて太陽の光を浴びることは非常に重要なのです。太陽の光を浴びてから15~16時間後に眠気が現れ、夜の寝入りもスムーズになります。そうすることで生活リズムが自ずと整います。
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