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産業医 精神科産業医コラム 質の良い睡眠をとるためのポイント①

 質の良い睡眠をとるためにできることはたくさんあります。こちらでは朝・昼にできることをまとめました。

 

毎日決まった時間に起きる

 必要な睡眠時間が確保できるように、毎朝、同じ時間に起床し、生体リズムを整えましょう。休日に遅くまで寝ていると、夜の寝つきが悪くなり、翌朝起きるのがつらくなります。

 

朝起きたら日光を浴びる

 目が覚めたら、太陽の光を浴びて、体内時計をリセットしましょう。太陽の光を浴びてから15~16時間後に眠気が現れ、夜の寝入りもスムーズになります。

 

朝食をしっかり食べる

 朝食をとることにより、心と体を目覚めさせ、元気な一日をスタートしましょう。いつも同じ時間に朝食をとっていると、その1時間ほど前から消化器系の活動がはじまり、朝の目覚めもよくなります。

 

 

日々の運動習慣

 日中に体をよく動かすと、夜しっかりと熟睡することができ、睡眠と覚醒のリズムに、メリハリをつけることに役立ちます。また、夕方から夜の適度な運動も効果的です。

<例>

  •  ランチタイムにウォーキングする
  •  一駅前から歩いて帰る

 ただし、激しい運動をすると、交感神経が活発になり、かえって寝付けなくなります。軽く汗ばむくらいにとどめましょう。

 

昼寝をして午後の眠気をやり過ごす

 人は、午後2時くらいに眠気が生じてきます。特に睡眠が十分にとれていない場合は、昼休みなどに15~20分の短い昼寝をすると、リフレッシュし午後の集中力が高まります。

 それ以上の長い昼寝や、夕方以降の仮眠は、夜の就寝が遅くなったり、不眠の原因になります。

 

 

 

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