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皮膚科 花粉症対策 市販薬の使用について

 医療機関を受診して適切な薬を処方してもらうことも大切ですが、症状が出始めているのに受診を先送りにしてしまうと、その間に症状が悪化してしまう場合があります。悪化すると、医療機関を受診しても治療の効果が低くなってしまいますので、そのような場合はドラッグストアなどで市販薬を購入するのも1つの手段です。市販薬の中には処方薬と同量の成分を含んでおり、同じ効果、同じ効き目の強さを期待できる市販薬も多くなってきています。

 

薬は大きく「のみ薬」・「点鼻薬」・「点眼薬」に分けられます。

「のみ薬」は、くしゃみ・鼻水を抑える効果があり、「点鼻薬」は鼻づまりを解消する効果、「点眼薬」はかゆみを抑える効果が期待できます。

 

使用上の注意

血管収縮剤入りタイプの点鼻薬は、鼻づまりに対する効果が高く、手軽に使用できる点がメリットですが、1日に使用する回数を超えて連日使用していると、かえって鼻の中が腫れてしまって鼻づまりがひどくなる場合があります。

また、15 歳未満には使用できない市販薬もあります。子どもが花粉症の場合には医療機関を受診することをおすすめします。

 

使うタイミング

以前は花粉が飛ぶ1か月くらい前からのむと良いとされていましたが、現在の薬は花粉が飛び始める時期にあわせて使用しても効果が見込めると言われています。

 

 

銀座スピンクリニック 

皮膚科

 

 

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