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産業医コラム 自分のコミュニケーションを振り返る

 コミュニケーション力は、上司が普段から意識して、率先垂範してこそ向上していくものです。これらのポイントを心がけましょう。

 

自分から挨拶する

 挨拶はコミュニケーションの基本中の基本です。コミュニケーションをとるきっかけにもなります。

名前を呼んで話しかける

 名前を呼ぶのは、その個人(相手)を認めていることにつながります。

うなずいたり笑顔を送ったりする

 相手に安心感を与え、伝えやすい雰囲気につながります。また、誤解も防いでくれます。

相手のいい点を褒める

 具体的にいい点を褒めることで、相手は努力が報われ、うれしい気持ちになります。

感謝の気持ちを伝える

 相手は努力が報われ、満たされた気持ちになります。

率直に考えや気持ちを伝える

 誤解や不安な気持ちを取り払うために、躊躇せずに伝えましょう。また上司には伝えやすい雰囲気作りが大切です。

問い詰めすぎず上手に尋ねる

 詰問は相手の心の元気をしぼませてしまいます。事実に基づき、正すべきところは正し、その後の成長を促しましょう。

相手の話をきちんと聴く(傾聴)

 「傾聴」は、相手を認めているという態度の一つです。傾聴ができる上司には信頼が集まり、チームの求心力も高まります。

お互いに“ストローク”を

 ストロークとは、相手の存在を認める行為です。

 

 

銀座スピンクリニック 

精神科 産業医

 

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