自律神経は、からだを最適な状態に保つために働く
自律神経失調症は、文字通り自律神経が失調した(バランスが崩れた)状態です。
自律神経は、その時々のからだの状況に応じて、意志とは無関係に自動的に働き、体内を常にベストの状態に保ち続ける神経です。例えば暑いときに汗をかいて体温の上昇を抑える、運動時に心臓の鼓動を早くして筋肉に大量の血液を送る、食後に胃腸の働きを活発にする、ホルモンの分泌をコントロールするなど、様々な重要な役割を司っています。
自律神経のバランスが乱れると、安静にしているのに心臓の鼓動が激しくなる、胃腸の具合がよくない、突然からだがほてるといった、多くの不快な症状が引き起こされます。症状はその人の弱い部分に現れやすく、体質的にお腹が弱い人には腹痛や下痢など、肩が凝りやすい人にはがんこな肩こりが起きます。いくつもの症状がかわるがわる現れたり、同時に重なることもあります。
銀座スピンクリニック
精神科 心療内科
受付時間 月・金11:00~18:30
水・木11:00~19:30
土曜11:00~16:00
TEL:03-6264-5125