症状を抑える・予防するには
痛みやめまいの原因となる病気があれば、きちんと治療することが重要です。痛みには鎮痛薬を、めまいには乗り物酔い止めのような薬を使用することもあります。天気痛の症状を予防するには、生活習慣を改善するなど、セルフケアによるコントロールも大切です。
気圧が低下して天気痛が起こりそうになった時に、または予防のために日ごろから、耳をマッサージして、耳の血行を良くすることをおすすめします。温タオルで耳を温めてから行うと効果的です。
血流が不足すると痛みを引き起こす原因になるので、首や肩など痛みの症状の出る箇所の筋肉をほぐしましょう。普段から体を動かすことは、全身の血行改善だけでなく、気分転換にもなり、自律神経を整えるのに有効です。
耳のマッサージ
1.耳の上部を軽くつまみ、5秒かけて上に引っ張る。
2.耳の真ん中を軽くつまみ、5秒かけて体の外側に引っ張る。
3.耳の下部を軽くつまみ、5秒かけて下に引っ張る。
4.耳を外側に引っ張った後、前から後ろに5回ゆっくりと回す。
5.耳をたたむようにふさぎ、5秒間そのままにする。
6.手のひらで両耳を覆い、前から後ろに5回ゆっくりと回す。
上記の症状が続く場合は早めの受診をおすすめします。
銀座スピンクリニック
精神科 心療内科
受付時間 月・金11:00~18:30
水・木11:00~19:30
土曜11:00~16:00
TEL:03-6264-5125