LSRSとは、Liebowitz Social Anxiety Scaleの略であり、世界中で広く使用されている社交不安障害(SAD)の標準的な評価尺度です。
社交不安障害(SAD)とは、他者の注視を浴びる可能性のある社交場面に対する著しい恐怖または不安を特徴とする精神障害です。有病率が高く、後にうつ病やアルコール依存症など他の精神障害と併存することが多く、注意を要する精神疾患です。
80%以上の人が治療を受けておらず、治療が開始されるのは発症から10年以上経ってからになることが多いと分かっており、近年注目が集まっています。
LSAS-Jは社交不安障害(SAD)を測定する目的で開発された尺度です。国際的にも広く用いられており、社交不安障害の標準的な尺度とされています。
様々な24の状況に対する「恐怖感/不安感の程度」と「回避の程度」を4段階で答えてもらいます。24の状況は行為状況と社交状況の2種類に分かれており、ランダムに混ざっています。
実施時間:10分~15分
銀座スピンクリニック
精神科 産業医
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