かぜとインフルエンザにはこのような違いがあります。
<発症時期>
感冒が1年を通じ、散発的であるのに対して、インフルエンザは日本では主に冬季に流行します。
<主な症状・進行>
感冒が主に緩徐な上気道症状であるのに対して、インフルエンザは急激な全身症状が起こります。
<発熱の程度>
感冒が37~38℃の微熱であるのに対して、インフルエンザは38℃以上の高熱が出ます。
<発熱以外の主症状>
のどの痛み、鼻水、鼻づまり等の症状はどちらにもありますが、インフルエンザは全身倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛、頭痛などが起こります。
<原因ウイルス>
感冒がライノウイルス、コロナウイルス、アテノウイルスなど様々なウイルスによるものに対して、インフルエンザはインフルエンザウイルスのみが原因となります。
以下、比較表
|
かぜ(普通感冒) |
インフルエンザ |
発症時期 |
1年を通じ散発的 |
冬季に流行 |
主な症状 |
上気道症状 |
全身症状 |
症状の進行 |
緩徐 |
急激 |
発熱 |
通常は微熱(37~38℃) |
高熱(38℃以上) |
主症状(発熱以外) |
くしゃみ、のどの痛み 鼻水、鼻づまり など |
咳、のどの痛み、鼻水 全身倦怠感、食欲不振 関節痛、筋肉痛、頭痛 など |
原因ウイルス |
ライノウイルス コロナウイルス アテノウイルス など |
インフルエンザウイルス |
銀座スピンクリニック
内科
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